日本規格協会グループ『日本要員認証協会(JRCA)』承認
ISO/IEC 27001:2022対応フォーマル研修
◼️マネジメントシステム審査員資格とは?
審査員資格は、組織が構築したマネジメントステムの審査を実施する方のための資格です。マネジメントシステム審査員資格は、第三者審査を行う方のベースラインとなる力量を有していることを示しますが、第三者審査時にしか役に立たないのでしょうか?そんなことはありません。資格を活用できる場面は、他にもあります。
監査と審査は同義です。審査員の目線で自組織のマネジメントシステムを客観的に評価し、効率的で効果的なマネジメントシステム運用技術(力量)の証拠としても有効です。
情報セキュリティスペシャリスト(セキュリティ人材育成)
管理技術者・監査リーダー育成 のために
事例1:自社のマネジメントシステム事務局員や担当者のレベルアップ
マネジメントシステムの運営に、事務局やセキュリティ担当は大きな役割を果たします。事務局の役割として、内部監査・マネジメントレビューの推進、審査対応、目的・目標の進捗管理など様々なものがありますが、これらを推進するに当たり、マネジメントシステム規格の知識はとても役立ちます。JRCA承認研修を通じて、基礎的な知識が習得できます。これらの研修は短期集中で、効率的な知識と技能の習得ができます。
事例2:第一者監査、第二者監査への対応(監査品質の向上)
研修では、座学研修だけではなく、ロールプレイなどの実技研修も組み込まれており、実技研修の方が多くなるように設計されています。この研修を通じて、ISMSの実装技術や監査の進め方が習得できます。研修では、JIS Q 19011:2019 マネジメントシステム監査のための指針という規格を基本として設計されています。この規格は、「内部監査」及び「外部監査(第二者及び第三者)」の指針を示した規格となっており、第一者監査から第三者監査までの、あらゆる監査に対応できる規格です。
事例3:監査員としてのレベルアップ
審査員登録は、「審査員補」という段階からスタートしますが、その後の監査経験を積むことで、「審査員」「主任審査員」へとランクアップが可能です。監査経験は、第一者監査(内部監査)、第二者監査(委託先監査)も対象です。審査機関での審査ができない場合でも、第一者監査、第二者監査を通じ、力量アップを図ることが可能です。また、審査員登録は、審査員のベースラインの力量を有していることを証明するものとしてセカンドキャリアとして有効な資格です。
事例4:CPDを通じた力量維持・向上
毎年、CPD(Continuing professional development、継続的専門能力開発)の提出が必要となりますが、自己学習などを通じて、審査員としての力量の維持・向上を図ることを目的に実施するものです。JRCA登録を維持しているということは、毎年、力量の維持されていることを第三者的な視点で確認されていることの証となります。( MSQAではCPD研修コースを定期的に開催しています)以上のように、様々な場面でマネジメントシステム審査員資格が活用できます。JRCA が行っているアンケート結果では、審査員補で登録をいただている方のうちの 80 %弱の方が組織に所属をしているという回答があり、既に数多くの組織で活用されています。
◼️対象者- 情報セキュリティ(ISMS)推進・運用担当者・情報システム担当者の方
- 改正ISMS運用のための力量強化を目指す方
- ISMS内部監査員の方
- 情報セキュリティ関連コンサルタントの方もしくはコンサルタントを目指す方
- 情報セキュリティ関連インストラクタ(講師)の方はもしくはインストラクタ(講師)を目指す方
- JRCA登録のISMS審査員を目指す方
◼️前半3日+後半3日 6日間コースを設定した理由
多くの研修機関が5日間の連続したコースを設定していますが、要求されている40時間の研修を実施するためには、9:00前から開始し19:30前後の終了となるため、連続日程でさらに勤務時間を超えたコース設定は、受講者と講師の負担が大きく、働き方改革に逆行することになりかねませんので、一般的な勤務時間内で受講できる6日間コースを採用しています。MSQAでは、5日間でインハウス(企業内)開催を希望する組織・企業様用のコースも開催可能です。
開催月 | 前半 | 後半 | 開催方法 | 最終日・筆記試験 | 開催時間 | 状況 |
2025年6月 | 11日(水)〜 13日(金) | 18日(水)〜 19日(木) | リモート開催 | 20日(金)集合 | 9:00 〜 18:00 | 満席 |
2025年10月 | 15日(水)〜 17日(金) | 22日(水)〜 23日(木) | リモート開催 | 24日(金)集合 | 9:00 〜 18:00 | 受付中 |
2025年12月 | 10日(水)〜 12日(金) | 17日(水)〜 19日(木) | リモート開催 | 20日(金)集合 | 9:00 〜 18:00 | 受付中 |
2026年2月 | 18日(水)〜 20日(金) | 25日(水)〜 26日(木) | リモート開催 | 27日(金)集合 | 9:00 〜 18:00 | 受付中 |
※インハウスは企業内での開催のため当該企業の社員・関係者のみ受講可能です
◼️セッションプラン(前半3日+後半3日)概要
開講時間 9:00 〜 終了時間 18:00(最終日は筆記試験が実施されます)
◼️受講料:一般 200,000円(会員価格180,000円)別途消費税
教材費(冊子・学習支援システム利用料)・受講料・
JRCA
筆記試験受験料を含みます。
◼️受講申請
準備中です(📩 お問い合わせフォーム)
◼️受講後にご活用いただけるオリジナル教材
◼️インハウス開催について
4名以上で企業内に講師を派遣し、希望日程でのインハウス開催も可能です。
MSQAではマネジメントシステムの健全な普及促進を目的としてISMS認証取得や維持支援において人材育成を重視しており、支援先企業・組織においてISMS推進担当者・管理者等の人材育成(力量維持)を目的としてインハウス開催をご提案し多くの企業・組織で採用いただいています。
受講料は団体割引を適用しますので、お気軽にお問い合わせください。(📩
お問い合わせフォーム)
インハウスで開催できるコース
- 前半3日+後半2日 リモート開催 最終日 集合研修の後筆記試験
- 前半3日 リモート開催 + 後半3日 集合研修の後筆記試験
- 5日間集合研修 最終日に筆記試験(開催条件を満たすため開催時間が9:00 - 19:30となります)
(インハウス開催事例)
プロバイダ H 社 | 毎年定期的に開催しビジネス資格として部門管理者を育成、クラウドセキュリティ認証維持を目的にクラウドセキュリティ審査員研修も導入するとともに、企業内で独自のCPD研修開催を支援しています。 |
製造業 F社 | 管理技術者と内部監査員育成を目的として予算を計上してISMSフォーマル研修を企業内開催しました。資格維持を目的としたCPD研修開催を支援しています。2025年3月12日現在12名が受講されています。前半 3日+後半2日をリモート開催し、最終日は指定会場で座学及び筆記試験を実施しての開催です。内部監査員力量向上を目的とした支援を実施しています。 |
サービス業N社 | ISMS認証取得支援後、管理技術者育成を目的として開催を決定。今後は、関連事業者への研修サービス開催などを視野にさらなる導入を検討されています。前半3日はリモート開催し、後半3日間はオフィスに講師を派遣して開催の後オフィス内で筆記試験を実施しました。 |
◼️JRCA承認研修コースについて
- 研修期間は、座学研修と実技研修に充てられる時間から成り、少なくとも40 時間以上の受講が必要です。
- 筆記試験及び食事、休憩又はその他自由時間は、このコース期間の計算には含まれません。
- 研修コースは連続して実施しなければなりません。ただし、研修効果をあげることを目的として、
分割開催も可能で、コース開始日と最終日は暦日で30日間以内
とします。また、後半の研修コースの冒頭に前回の研修を振り返る時間を設けて、研修の連続性を確保する必要があります。(
振り返りの時間は40時間に含めない
)
- 研修コースの全期間に出席した後、筆記試験が実施されます。1年以内に、再試験を含めて2回まで受験可能です。
- インハウス開催をご希望の場合4名以上の受講生で研修会場の準備をお願いします。
- 筆記試験結果は約1ヶ月後に通知し、合格者は学習支援システムより合格修了証のダウンロードが可能です
。
- 合格修了証が発行後に JRCA 登録手続きにより登録証が発行されます。
(🌐https://www.jrca-jsa.or.jp/jrca/)
◼️リモート研修受講時の注意事項
- ZOOMによるリモート開催です。ZOOMを常時利用できる環境が必要です。
- 研修時は学習支援システム(LMS)を利用しますので、常時アクセスできる環境が必要です。
- 休憩時間を除く受講中は常時ビデオONで受講者の顔が確認できることが必要です。
- ワークショップや講師とのディスカッションを目的としてマイクが常時利用できる環境が必要です。
- ワークショプではExcel共有、Googleフォーム、スプレッド共有に常時アクセスできる環境が必要です。
◼️研修コースに関するお問い合わせ先(📩お問い合わせフォーム)
◼️受講者の声(受講者アンケートより)
所見の記述演習によって、監査の目的を明確にし、それに照らして何を確認すべきかが体感できた点がもっとも参考になった。 頭の中で考えるだけではなく、議論することで自身の視点の漏れやズレが認識できた。 | ||
他の人と議論すると色んな視点が出てくるが、そのうえでどこにフォーカスするのかは、重要だと感じた | ||
審査員という役割は、社内の推進とはまた違い、こうやって審査されているのだと、実感しました。 | ||
6日間ありがとうございました。 非常に判り易く、試験対策のみならず、実務上求められる事や留意すべき事項が数多く盛り込まれており参考になりました。 | ||
6日間もの長丁場でのご指導ありがとうございました。 6日間通して、講師の熱量、パワーが変わらないのが素晴らしいです。 | ||
原文を理解するには、英語の原文に照らす必要性をより深まることを感じました。 | ||
所見(不適合・改善の機会)の記述に関する演習は、大変参考になりました。 | ||
教材の分量は多いですが、必要な情報がきれいにまとまっていると感じています。 研修時のみならず、今後の実務でも使えそうであると思います。 | ||
理解不足ははありませんが、経験が不足していると思っています。 研修ではロールプレイ的に疑似経験ができましたが、実地での監査経験の必要性を強く感じました。 |
◼️担当理事(講師)より

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