• 本コースでは、ISMSにおいて最も重要なリスクマネジメントプロセスについて、実践的に学習します。
  • ISO/IEC 27005:2022 『情報セキュリティリスクの管理に関する手引き』においてリスク特定の技法として『事象ベースのアプローチ』が紹介されています。MSQAでは、以前よりISMSリスクマネジメントプロセスにおいて、リスク特定の手法として『事象ベースのアプローチ』を採用してきました。その考え方とISMS構築・改善の現場で培ったノウハウをご紹介し、ISMSを効率的かつ効果的に運用するためのテクニックを学習します。
  • 多くの企業・組織でリスクマネジメントのワークショップを開催しており、本コースはMSQA公認研修コースでもあるリスクマネジメント基礎から実践コースを特別編集して5時間コースとしています。
  • リスクマネジメントプロセスを中心に展開しますが、資産管理や構成管理との関係についても考察します。
  • 本コースでは、最新トピックやISO/IEC 27000ファミリーの動向についても解説しています。
  • 審査員資格を有する皆様へのCPD(継続的専門能力開発)コースとして解説することもさることながら、運用管理されているご担当者様に向けての研修コースとして開催します。

参考情報
(出典)ISO/IEC 27005:2022 『情報セキュリティリスクの管理に関する手引き』
事象ベースのアプローチ:リスク源,及びそれらがリスクの望ましい目的を達成するために利害関係者をどのように利用し,又は彼らに影響を与えるかの検討を通じて,戦略的シナリオを特定する。事象ベースのアプローチは,詳細なレベルで資産を特定することに多大な時間を費やすことなく,高いレベルの,又は戦略的なシナリオを確立することができる。これにより,組織は自らのリスク対応の取組みを重大なリスクに集中させることができる。

MSQAが推奨するリスクマネジメントプロセスについて解説


対象者
  1. ISMS運用管理・推進を担当されているご担当者様 
  2. リスク管理やセキュリティ対策の運用管理・維持を担当されているご担当者様 
  3. JRCA登録ISMS審査員及びISMS監査員の皆様  
  4. 企業・組織内でISMS及びセキュリティ教育を担当されている皆様
  5. ISMS関連コンサルタント・講師の皆様
学習目的
  1. 資産ペースのアプローチから事象ベースのアプローチへの移行により効率的な管理プロセスを学ぶため
  2. 資産管理プロセスの目的とリスク管理プロセスの目的を正しく理解し効果的な管理プロセスを学ぶため
  3. 改正であらたに導入された「構成管理」プロセスについて、リスク管理の観点から理解を深めるため
  4. 事象ベースのリスクアセスメント実践事例からそのテクニックを修得するため
  5. JRCA 登録ISMS審査員のための CPD 5時間の学習証明(受講証明)を取得するため
開催方法
    • ZOOMによるリモート開催 
    • 開催時間:9:00受付開始 9:30 〜 16:30

セッションプラン

コース教材
  1. MSQA公認研修教材(リスクマネジメント実践)
  2. MSQA公認研修教材(情報資産管理実践)
  3. リスク分析票とリスク分析表(サンプル様式)
  4. 情報及びその他の関連資産目録(サンプル様式)
  5. 先進企業から学ぶリスクマネジメント(経産省発行)
  6. 関連資料及び参考資料
    • コース教材は学習支援サイト(LMS)より電子版のダウンロードが可能です

受講料 
一般 22,000円(本体20,000円)MSQA会員19,800円(本体18,000円)
研修用ポータルサイト(LMS)利用料及び教材、修了証明発行代を含みます。

受講申込とお支払い方法
  • カード決済(一般価格での受講に限ります)
  • 請求書払い(受講申請時に[現地払い/当日払い]を選択してください)
注記)会員価格でご受講の方は請求書払い[現地払い/当日払い]を選択してください。会員価格での請求書を送付させて頂きます。


受講手続きについて
  1. 受講申請が受理されますと後日参加に必要なZOOM及びLMSアカウントがメールで通知されます。
  2. 開催日前日にZOOMアカウント及びLMSからの教材のダウンロード方法がメールで通知されます。
  3. 受講後修了証のダウンロードが可能になります。
受講に際しての注意事項
  1. 有線または無線ブロードバンド(4G/LTE以上)のインターネット接続パソコンをご用意ください。
  2. ZOOMログイン後受講者を識別管理し受講記録を取得するため、ZOOM参加者名は受講者氏名(フルネーム漢字)に変更してください。
  3. マイク及びWebカメラをご用意いただき、受講中はWebカメラ(ビデオ)オンで受講してください。
  4. 受講申請時及び開催前日にZOOMインビテーションをメールでお知らせいたします。
  5. オンライン受講開始前(9:00~9:30)に受講準備を行います。(本人確認や接続確認などを実施します)
  6. ZOOMアプリケーションをご利用の場合バージョンアップにより接続に時間を要する場合がありますので、15分前にはZOOMミーティングへのログインを推奨します。
  7. 教材は、ポータルサイト(LMS)で閲覧およびダウンロードが可能です。(必要に応じ印刷してご受講ください)
  8. 受講決定時にLMSアカウントをお知らせしますのでログインし、事前アンケート回答して下さい。
  9. 受講修了後に、ポータルサイト(LMS)から受講修了証(PDF版)のダウンロードが可能となります。すべての時間を受講しオンラインアンケート・テスト及び講師の修了評価を得られた場合に限ります。
  10. 受講者環境において、受講中の回線の不通等により、修了とならない場合がございます。
  11. 講師側のネットワーク不具合などの事由の場合、代替受講等をお願いする場合がございます。
  12. 本研修コースの録画、録音はお断りいたします。
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一般社団法人マネジメントシステム品質協会(MSQA)主催
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